競馬の騎手が関わった不祥事で多いのはレース施行中の外部連絡や交通違反などです。

騎手の不祥事

 

一心不乱に走る馬のモノクロ画像

 

過去にあった騎手の不祥事をまとめました。
騎手は超難関の競馬学校騎手課程を卒業しないと騎手免許を取得できません。
比較的安定した高収入が保証され、G1クラスのビッグレースではコンスタントに1レースで100億円以上の売上を出しています。
全国の馬券購入者の夢を乗せて走る責任は重大で、自覚を持った言動が求められています。
そんな立場の騎手でも長い競馬の歴史を掘り起こすと初歩的とも言える様々な不祥事が起こっています。

 

山岡事件

 

競馬史上最悪の八百長と称された事件で、騎手が暴力団と共謀して意図的に負けたり妨害、他の騎手を接待して不正に加担させる行為をしていました。
1965年に明らかになった古い事件で、山岡事件をキッカケに騎手は開催期間中の外部との連絡の制限や、騎手および競馬関係者が馬券を買ってはいけないルールが作られました。

 

飲酒運転で検挙された佐久間寛志騎手

 

飲酒運転酒気帯び運転は、免許の違反点数や罰金だけではなく、会社の解雇事由に該当するなど絶対にやってはいけない行為として浸透しました。
飲酒運転が寛大な時代の話なら理解できそうですが、2013年に中央競馬の現役騎手が、酒気を帯び運転(原付バイク)の現行犯で滋賀県警に検挙されて、簡易裁判所から罰金刑を受けたことが判明します。

 

問題を起こした佐久間寛志騎手はJRAより無期限騎乗停止処分を受けますが、現在は復帰しています。
ちなみに佐久間騎手はデビュー以降、事件を起こすまでは年間0~6勝程度の結果しか残していません。
酒気帯び運転だったので無期限騎乗停止が3ヶ月程度で解除されたと思われますが、立場や飲酒運転が厳しくなっていた時期を考えれば甘い処分だと指摘する意見もあります。

 

外部との連絡

 

原田敬伍騎手や大江原圭騎手騎手が競馬施行中に、携帯電話からFacebookやTwitterのSNSに投稿して騎乗停止処分を受けたことがあります。
競馬学校では厳しく指導をしているはずですが、SNSの普及で気が緩んだのかもしれません。
八百長や予想に関連しない投稿であっても、騎手はメディアなど特定の人以外に情報配信すると競馬法で騎乗停止処分などを受けます。

 

そのため現在の競馬界で八百長はほぼないと言って間違いないでしょう。

八百長レースは予想できる?

 

スピード違反で免許剥奪をされた西田雄一郎

 

1998年にJRAの西田雄一郎騎手が、自動車運転でスピード違反を起こし、さらに出頭を前に再びスピード違反で摘発される問題を起こします。
2度に渡るスピード違反による重大性を受け止めて、同騎手は騎手免許を自主返上して取消が受理されます。

 

その後はトレセンで牧場スタッフで勤務した後に、6年後にJRA2005年度の騎手免許試験を再受験して合格します。
その後は14年ぶりに重賞勝利するなど、結果を残して2019年3月現在も現役を続けています。

 

免許取消になった騎手が再合格する事例は極めて稀で、忖度があったと見る動きもありますが、競馬学校の卒業者で自主返上の条件なら比較的再受験で合格するのが簡単だと言われています。
実質は6年のトレセンでの地道な活動で、過去の過ちが精算されたとJRAから評価されたのでしょう。

 

 

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